ミゲルとのドライブで散々な目にあったアキは、それによって出会えたアギィと一緒に「世界の果て」と呼ばれるサグレスに行くことを決断。目的もなく訪れたポルトガルでも沢山の出会いが生まれ、辿り着いた世界の果てでアキが気がついたこととは。

第36話「いい気味!」

自分から追い出しておいて、やたらと心配して来たミゲル。何かあった時に自分の責任だって思いたく無かった?いや、責任なんて感じ無さそうだから、ただの自分の僅かな罪悪感を救う為なんだろうな。自責の念から黙っているべき嘘を告白する人みたいに。そんな見せかけの優しさなんかに負けず、即座に家を後にできたのはアギィのおかげ♡

第37話「訳あり」

いくつになっても恋愛失敗談は女同士の絆を深める?あんなムカつくダメ男なのに何故か憎めない…みんなそう言ってました(笑)

私はこういうダメ男は本気では好きにはならないけど、モテるだろうなぁとは思います。なんなんでしょうね?母性?

第38話「自分の目的地」

以前の私は、「自分の意思」や「自分の目的」を強く意識していました。プライベートな休日や旅行でも常に絵の仕事の為になる事をしていないといけない。そうしていないと「強い志がないのなら仕事は趣味程度にして早く結婚しろ」と言われそうで怖かったんだと思います。

目的もなくポルトガルに来て、何も考えずにただ他人に着いて行く。考えなしに街路樹のみかんをちぎった時、初めて舵を握らない事に自由を感じた気がします。

第39話「ガールズパワー」

みんな初めての土地で初めて目にするものに夢中で、お互いの年齢も職業もなんとなくしか把握していなかったけど、そんな事誰も気にしていませんでした。

出会ったばかりで深い絆がある訳でもないのに、一緒にいると何故か心強い。大学生1年生の頃、仲良くなったばかりの友達と女3人で熱海旅行に行った時を思い出しました。あの頃は下ネタばっか話してたなぁ(笑)

第40話「強くなる為に」

サグレスは世界の終わりの名に相応しく、広い海に向かって切り立った崖が延々と続いていました。風に向かって歩いてるのか、風に押されて歩いてるのか分からない程、四方八方から竜巻の様に吹き荒れる風。

どうせその先には何もない。そうとしか思えない様な場所でした。一人だったらきっと、峠の先まで行くのは諦めたかもしれません。ここは夏に行った方がいいかも(笑)

第41話「終わりの存在」

何かが終わった時、本当にそれが最後だと、誰が証明できるんだろう。どんなに絶望しても、先が見えなくても、生きてる限り100%何かを失うことはないんだ。

それを知ったら、何が起きても、悩んだり悲しんだりする必要はないんだと思える様になった。だってどう足掻いたって人生は続くんだもの。

第43話「可愛い奴」

映画みたいな女子旅もあっという間に終わり、40日のヨーロッパ旅行も残すところ後1週間。正直、疲れが溜まって来ていて、まだ後1週間もあるのかぁ…と、思ってました😅

気軽に旅行が出来なくなってしまった今となっては、この時無理してでも旅行して回って良かったなと思います。