「学ばないな」と言う言葉は、嫌なこともいいことも何でもすぐ忘れてしまう私にとって、一番傷つく言葉でした。余りにも同じ失敗を繰り返すから、この頃には周囲からは何も言われなくなってはいたけれど、呆れられているんだろうなと自分では思っていました。いや、誰よりも自分が自分に呆れていました。

だからこそ、わざと何度も自分で過去の傷をえぐって、自分を変えようとしていたんだと思います。