自分が受けたセクハラや二次被害について、どう漫画で表現するかを考えて初めてから描き終わるまで丸4日間、私は殆ど眠る事が出来ませんでした。20年以上前のことなのに、被害内容や第3者に言われたことを思い出すと未だに胸が苦しくなり涙が出ます。この後2〜3枚目の漫画には女性先輩に被害を相談しセカンドレイプを受ける表現があります。強いストレスを感じたり、フラッシュバックを起こす恐れがある方は観覧をお控えください。飛ばして次回を読んでも内容が繋がる様にしてありますのでご安心ください。大丈夫な方はスクロールしてご覧ください。











リアルで多様な個人の恋愛の様子を見られる今と違って当時は自分の経験でしか物事を測れなかったので、同年代としか恋愛をした事のなかった私は、親よりも年上で結婚をしている男性がまさか自分に興味を持つとは1ミリも思っていませんでした。そして、先輩からのこの言葉は私の経験の一部となり、それが正解だと思わされる事になります。つまり、男性と二人きりになった自分が悪い、信じた自分が悪い、可愛い格好や愛想を振りまいた自分が悪いと思い、自分の身を守る為、男を信じない立派なミサンドリー(男性嫌悪)が爆誕したのです。まだまだ見知らぬ男性の事は怖いと思ってしまう事もありますが、どこまでも優しいユウのおかげでかなり改善されました。