流産が私に残したものは、痛みの記憶と死への恐怖でした。あんなことがあったのにそれでも子供が欲しいって事は私の死を望んでいるのかと泣きながらユウに言ったこともありました。38歳で流産してから44歳になる瞬間までの6年間、楽しい結婚生活の中で唯一妊活が精神的に本当に辛かったです。けど、結婚前に私が言った「不妊治療はしたくない」という言葉をユウが尊重してくれたから二人の関係を壊す事なく乗り越えられたのかなと思います。今、私は叔母として甥と、ユウは監督として選手の子供達と、誰かの「子育て」に関わりながら、自分のキャリア活動に没頭して幸せに暮らしています。でも、もし私が若い時に、家事や育児をしっかり分担して育児の為に一緒に仕事をセーブすると言ってくれるユウの様な男性に出会い、それを受け入れてサポートしてくれる様な社会だったら、私も自然と子供を望んでいたかもしれません(これを言うと、そうだったら結婚相手は俺じゃなかったからこれで良かったとユウは言ってくれますが(笑))。既婚未婚、子あり子なし、働いているいない関係なく、私たちは子供の未来に関わっています。そう思うから、子供達が大きくなる頃には少しだけ生きやすい世の中になっている事を祈って発信を続けています。
83話「世間とは」
↓100円から応援できる!クリエイターサポート↓
この続きはcodocで購読
私も34歳と38歳で稽留流産しました。しかも、まだ結構前のお付き合いの段階で。。その頃は結婚願望が強いのに自己肯定感は劇低くて、私を愛しての結婚ではなく、「子供さえ出来れば結婚してくれるかも♡」とデキ婚を夢見ており、避妊なんてしていませんでした。
結果、その方々とはその後お別れし、今は39歳で知り合った男性と事実婚しています。
私も不妊治療はしたくなかったので、そのことを最初から伝えていたのですが、なんとこの男性は、パイプカットをしてあったんです。以前の結婚で子供を2人もうけたあとに、これ以上いらないね、となって、本人と前妻の同意でパイプカットしたそう。
私は、、、出会った当初は、不妊治療はしないと言いつつ、絶対に出来ない人と結婚するのはどうなんだ😱とすごく悩んだのですが、彼にパイプ再開の手術をさせるのも本意ではないし(彼はしても良いと言ってくれましたが)、彼の人柄と私への愛は心から信頼できたので、子供は諦めました!
2回くらい、お互いに号泣しましたが。
今は、アキさんのように、私も姪っ子を可愛いがって、仕事では障害児のケアなどをして、子供に関わっています。私が自分の子供が居ないことで、助けられる親が居る、と思うので、これが私の使命だったんだな☺️と思っています!
アキさんの投稿にすごく励まされています。応援しています!
コメントに気が付かず返信が遅れてしまい申し訳ありません💦
子供を持てる可能性があるかないか、不妊治療をするかしないか、子供を欲しくないのか諦めたのか、、、全てが違うことで本人でさえ簡単に気持ちの整理ができるものでは無いですよね。子供の有無とパートナー間の愛を別物として考える事もとても難しい事だと思います。どちらも乗り越え尊重し合える関係を築けているアヤコさんのお話を聞けて私もとても勇気をもらえました!貴重な経験をお聞かせ頂きありがとうございます!