一昔前はバックパッカーや男性に人気だったタイも今や女子旅の定番!とはいえ、ボッタクリや病気、治安など、女一人旅や女だけの旅行となると不安もいっぱい。そこで、タイ移住インスタ漫画アキニッキに届いたタイ旅行についての質問を女性旅行者向けにまとめました!

【フォロワーさんからの質問】
6月中旬にバンコクに4泊5日するのですが雨や気温など伺ってもよろしいでしょうか?
【アキのお返事】
5月〜10月のタイは雨季にはいります。ですが、タイの雨は一時間程度でざっと降って止むので、日本のように丸一日何も出来ないということは殆どありません。常に35度越えの暑さですが、とにかく室内や乗り物の中はめちゃくちゃ寒いので、長袖のパーカーなどを持っていると便利です。外でも長袖を着ていたほうが日よけになって涼しく感じる場合もあります、おすすめはタイで服を買うことです!生地がとにかく涼しくて乾きやすく、体感温度がかわりますよ!

タイ旅行におすすめの時期

タイ人にタイの気候について聞くと「Hot」「Very hot」「Very very hot」と言うくらい、本当に一年中温かい常夏の国タイ。

◆Hot! 乾季ベストシーズン11月〜2月

暑すぎずタイのベストシーズンと言われているのが日本が最も寒い11月〜2月。滅多に雨が降ることもなく過ごしやすいですが、近年(2019-2020)は大気汚染がひどく青空が見られない時期でもあります。寒がりな私はこの時期にはプールに入れないので、せっかくタイに来ても常夏気分はあんまり味わえないかな…という印象。

◆Very Hot! 雨季6月〜10月

6月〜10月は雨期とされ、一年で一番雨が降る時期ですが、一日中何日も雨が降る日本の梅雨とは違ってザッと降って30分〜1時間くらいで降って止んで、その後は涼しくなって過ごしやすくなるので、私は好きな時期です。カフェや軒下で雨宿り休憩をして、また観光して、と、のんびりさんにおすすめな時期。

◆Very Very Hot! 暑季3月〜5月

一番熱いのが日本で言う春、3月〜5月。4月には暑さを凌ぐために水を掛け合う水掛けまつりがあり、タイ全土どんな田舎町でも水を掛け合い数日間に渡って大騒ぎ!ちょっとコンビニに行くだけでもびしょ濡れになって、日常生活に支障をきたすこともあるため、タイ在住者は国外に旅行に行くことも…。

タイ旅行、おすすめの服装。必須アイテム。冷房予防パーカー、寺院巡りに大判ストール、ショートパンツ、バッグの中に靴下常備。

タイ旅行での服装の注意点

常夏の国にいくなら写真映えするトロピカルなリゾートワンピースが着たい!というのが乙女心♥ですが、タイのどこに旅行に行くかで快適な服装もかなり違ってくるので注意が必要です。

◆まさかの冷え対策⁉上着必須!

タイ旅行で一番大事なのが、まさかの冷え対策!デパート、レストラン、電車、タクシー…タイの室内車内はとにかく極寒!冷房が効きすぎててあっという間に体がキンキンに冷やされます。特にバンコク市内の観光では室内と屋外との出入りを頻繁に行うので、そこそこ厚手のパーカー(薄手シャツだと意味無し)を持ち、足元はスニーカーや指先が出ない靴を履くか、靴下を持ち歩く事をオススメします。寒がりな方はロングスカートやパンツスタイルを激しくオススメします。うっかり足を出してるとデパートに入ったら一瞬でトイレに駆け込むことになりかねません…。

◆リゾートワンピは格好の獲物?

タイ旅行と言えばビーチリゾート!エメラルドグリーンの海をバックにビーチやプールでリゾートワンピを可愛く着こなしたい♥プーケットやサムイ島などのリゾート地にはカラフルなリゾートファッションがお似合い♪日本で着られない様な華やかなワンピースを着て思いっきり楽しんじゃおう!

ただ、注意したいのがバンコク観光での服装。ビーチで着ていたワンピをそのままバンコク市内で着るとかなり浮いてしまうことに…。観光客だとひと目でわかってしまうので、タクシーや屋台で高値をふっかけられたり、観光客を狙ったトラブルに巻き込まれやすくなってしまうかも。バンコク観光では日本で街中にお買い物に出かける時のようなファッションがおすすめです!

◆タイで買った服を着るメリット

私の初めてのタイ旅行に行ったのは、最も暑い時期の5月。日本から夏服を持って行ったのですが、Tシャツもタンクトップもワンピも、お昼には着替えたくなる程汗でびちょびちょに…!あっという間に着る服がなくなって、現地でキャミを購入して着てみたら…アレ?快適!汗をかいても一瞬で乾く!!一緒に行った妹はTシャツを購入して着ていたのですが、同じく汗をかいてもすぐ乾く!

タイで売っている服の多くは、日本のものと比べると生地が薄く、サラサラで体にくっつかない素材で作られていてタイの気候にピッタリ!汗だくになっても、急な雨に振られてもすぐに乾いて本当に快適!150〜300Bとお手頃なので、ぜひ現地で服を購入してみてね♪

◆寺院に行く時日は肩と足が隠れる服装で!

タイにはカラフルで美しい寺院が沢山!日本の仏教との違いやタイの信仰を肌で感じられる貴重な場所。タイの寺院に訪れる際に気をつけたいのが、キャミソールやショートパンツといった肌が見える服装では入れないということ。カバーする布を貸し出ししているところもありますが、自分で購入しなければならないことが殆どです。寺院の周辺で販売している布はマーケットなどで売られているものよりも柄の種類が少なく高値をつけられている場合が多いので、寺院に行く日は、肩が出ない袖のある(胸が空きすぎていない)トップスと膝が隠れるスカートやロングスカート・パンツを着用して行くか、事前にストールなどを準備して行くことをおすすめします。

【フォロワーさんからの質問】
はじめまして!伺いたいことがあります、3月下旬にタイへ旅行に行きます。暑季で暑いと聞いたのですが、体感的にはどのくらいの暑さなのでしょうか?熱中症になるレベルですか?
また、バンコクへのツアーに参加するんですが、夜の自由時間、女二人だけで出歩くのは危険でしょうか?ナイトマーケット気になるんですが、やはりオプショナルツアーに参加した方が安全ですか?
その他、これだけは!というタイ旅行での注意点などあったらぜひ伺いたいです!
【アキのお返事】
熱中症になります!めっちゃ汗かくのにあっという間に蒸発するから快適、故にどんなに水分をとってもトイレに行きたくなりません。水分補給の際は、水ではなく、糖分や塩分が含まれた飲み物を飲んでください。タイのお茶は砂糖が入っているものがあるんですが、あれは理にかなってるんだと思います、食べ物も常に食べてるくらいで丁度いいと思います。タピオカミルクティーは「ワンノイ(甘さ控えめ)」と言って注文すると日本と同じくらいの甘さになるよ!
女二人でも大丈夫!バッグのチャックをしっかり閉めて、下調べをしっかりして行ってね!とにかく室内や乗り物の中がめちゃくちゃ寒いです・寒暖差で体調を崩すから上着を忘れずに!

タイでの熱中症対策方法

タイの気候はHot、Very Hot、Very Very Hotと先述したように3つの時期がありますが、一番暑い時期である4月周辺だけではなく、過ごしやすいと言われている12月でも熱中症対策が必要です。

◆日本の夏とは全然違う!

タイの暑さは同じくらいの気温でも、日本の夏とは全く違います。最も違う点は、大量に汗をかいてもすぐ乾くので「不快」だと感じにい点です。そのため水分補給を忘れてしまいがちな上に、水分が体内から出ていく速度は私達の想像を遥かに超えていています。また、トイレに行きたくならないようにと水分を取らない方がいますが、安心してください!飲んだ水分は尿になる前に汗となってすぐに体の外にでてしてしまうので、外出中にトイレに行きたくなることは殆どありません!

◆タイでの水分補給方法のポイント

タイで熱中症になりにくい水分補給にはちょっとしたコツがあります。それは「甘い飲み物を飲むこと」。市販の甘い飲み物には大量の砂糖が含まれていて、体に良くないというのはもはや常識!体調管理の意識が高い人程、ついつい水やお茶といった無糖の飲み物を選びがちですが、タイ旅行中は糖分解禁しちゃってください!というのも、タイではとにかく汗をかく量とその蒸発する速さが尋常じゃない!自分が汗を沢山かいたことに気づけない場合もあるくらいで、ただの水だと体内に入れても一瞬で飛び去ってしまい、気を抜くとすぐに脱水状態になってしまう恐れがあるからです。

おすすめは、コンビニで売っているレモンティーやお茶(白いキャップは無糖・色付きのキャップは加糖)を持ち歩きつつ、路上で売っているフルーツスムージーやタピオカドリンクを飲むこと!また、お菓子やフルーツを常につまみながら観光すると疲れにくいと思います。

タイ女子旅の注意点まとめ

女性向けタイ旅行での注意点・第一弾は、主に体調管理について特集してみました!女性は特に冷えやすかったり、体力がなくて熱中症になりがちなので注意が必要ですよね。私が妹と旅行でタイに来た時、妹はバンコク最終日に室内と屋外の寒暖差で熱を出して寝込んでしまいました。深夜便なのにお昼にはホテルもチェックアウトしなければならず、ホテルに事情を話してマッサージサロンの一室を貸してもらい、妹はそこで一日中寝る羽目に…。私もタイ在住中に気を抜いて何度か熱中症でフラフラになり、コンビニやデパートの入り口で座り込んだことがあります。。。①長袖の上着②靴下③足をカバーするストール④甘い飲み物⑤常に何か口にする。この五か条で寒さ&熱中症対策をしてくださいね!

次回はタイの治安について特集します!