第42話「わかってない?」

この件について書くかどうか悩んだのですが、年の差婚や晩婚には避けて通れない話題(気になっている人もいる)と思うので書く事にしました。漫画なのでコミカルな表現をしていきますが、本当はヒリヒリと心が痛む話題です。これは「私たち二人にとっての正解」を探し求めたお話なので、どうか私たちの考え方を「違う」「間違ってる」とジャッジする様なコメントやDMはお控えくださいませ。次回から、より深掘りしていく内容となっていますので、この様な話題が苦手な方や不快に感じる方はそっと画面を閉じてください。

第43話「高齢出産」

漫画の中の会話だけでは伝わらないかもしれないので補足させてください。決して、子供が欲しいなら高齢出産にあたる女性は結婚相手として相応しくないと言っているわけではありません。また、高齢出産を否定しているわけでもありません。リスクに関する内容は私個人の考えではなく医学的な事実です。詳しい事はご自身でお調べください。「あなた」や「誰か」ではなく、「私」が「ユウ」の結婚相手として相応しくないと思っただけです。その理由は次週に続きます。どうか、主語を大きく捉えず、私たち個人の体験談として読んでもらえたら嬉しいです。

第44話「産まない選択」

今から15年前の私が30歳を目前に控えていた頃、30代独身子なし女性は「負け犬」と呼ばれ、テレビでも私生活でもカジュアルにいじり倒されていた時代。30歳過ぎたら女性としての価値が無くなり、子供を産んだらキャリアが無くなる。二つに一つの選択をするのが当たり前…いや、キャリアを捨てて子供を産むのが当たり前という空気でした。少なくとも私はそう感じていました。そんな中、私は覚悟を持ってキャリアを優先して生きていたつもりでしたが、三十を過ぎてからの世間の風当たりは想像を絶する地獄絵図…(この頃のことも漫画に描きたいな)。海外逃亡までしてなんとか生き延びたのに、今更子供を持つ持たないで悩まされるなんて絶対に嫌。だから、もし子供が欲しいなら、40近いのに不妊治療も妊活もするつもりがない私とは結婚しない方が良い。それがお互いの為だと思ったのです。

第45話「可能性」

実際はもっと真剣な会話でしたが、ロマンチックな雰囲気にしてみました。漫画なので(笑) 何でも確率で話をするところが本当にユウらしいのですが、私を「幸せにする」じゃなくて自分が「幸せになる」自信が100%あるって、めちゃくちゃ心強いなと思いました。

第46話「もしもの時は」

「妊娠している」を英語では「pregnant」の他に「expecting」と表現するそうです。ヨーロッパ編でexpectには「そうなって当たり前だと思うこと」という意味もあることを知った後だったので、なんだか複雑な気分…。そしてこの時私がユウも自分の意志を貫くべきだと思えたのも、もしこの先ユウの気持ちが変わっても許せると思えているのも全て、あの時何度も言われた「Don’t expect (当然だと思うな)」と言う言葉が胸にあったから(ヨーロッパ編参照) 。愛し合う事も約束事もDon’t expectだと思ってるのにexpectingをexpectされるって…なんなんだよ!!と、頭の中でグルグルしていました(笑)

第47話「焼肉ちゃん」

「結婚・出産」についてのエピソードはまだまだ続きますが、ちょっと重いテーマが続いたので、ここでひと休憩(笑)まさかのユウに女の影!? この頃はまだ浮気の心配とかしていたんだなと我ながら微笑ましい…。今なら多分ナニコレ〜ってワクワクしながら聞いちゃう(笑) ちなみにユウは気まずい時、鼻の穴をピクピクさせて、前歯が出て、ハムスターみたいで可愛いです。

第48話「小悪魔ちゃん」

小悪魔ちゃんは可愛いと思うけど、裏で本気で動く悪魔は怖いです。そしてなんと、ユウはオーストラリアに来て私と付き合う事になるまでの約1ヶ月半の間に、四人もの女の子を紹介されていたんだそうです。ワーホリがある国ではアラサー男女の出会いが沢山あるなんて全く知らなかった私…。私の告白がもう少し遅かったらユウには新しい彼女が出来ていたのかもと思うと…、あ…あぶねぇ〜(笑)

第49話「気をつけなはれや」

で、結婚してユウがモテるようになったかどうかと言うと…、女性と出会う機会が少ないからよくわからないそうです(笑) ただ、怪我をして数ヶ月間日本でバイトをした時は、女性店員&客ばかりの接客業だったのに(結婚前よりも)女性と落ち着いて話せるようになったなという感覚はあったそう。そして、これ以降全く女性の影はナシ。もしかしたらこの漫画上で褒めてもらえる事が唯一の「モテ」になっているかも?(笑)